雨の日に聞きたい日本語ラップの7選

先日(2018年6月15日)、ラジオでPUNPEEが「雨の日の曲」で選曲をしていた。梅雨時だったからだろう。

それを聞いてたら、「雨縛り」で曲を選ぶとまたちょっと違うセレクトができそうだな、と思い始めた。探してみると元気が出る曲や、のんびりする曲など様々。7曲ほど選んでみたので、ぜひ雨の日にゆったり聞いてみてください。

1、花と雨/SEEDA

SEEDAの代表曲。家族で唯一ラップをやることを支持してくれた姉が亡くなったことを綴った曲。僕はこの曲でSEEDのファンになった。何度聞いても心を揺さぶられる名曲。

2、雨降りの月曜/LIBRO

PUNPEEもラジオでかけたLIBROの2007年の曲。声、フロウ、音、すべてがクセになり、聞き終わった後も、翌朝また聞いちゃう中毒性の高い曲。PUNPEEはDJプレイの中でもこの曲をかけているので、お気に入りなんだと思う。

3、雨降りの金曜日/不可思議/wonderboy

最初からマジな感じの歌だけど、24歳の若さで事故で亡くなった、不可思議/wonderboyの名曲。

好きな人を想う気持ちをまっすぐにラップしている。こんなにストレートな歌詞でよく恥ずかしくないなぁと思ってしまうけど、だからこそ響く心が震える名曲。

4、AME NI MO MAKEZU/THA BLUE HERB

ブルーハーブの1stアルバムの1曲。ご存知、宮沢賢治の詩から。映像はこの頃のBOSSのかっこよさがよく現れている。観客の表情もまさに信者のよう。まさに圧巻のステージである。

5、ECDのAFTER THE RAIN/ECD

最近亡くなったECDの「Big Youth」からの1曲。96年のさんぴんCAMPの直後ぐらいのアルバム。僕自身、「レペゼン」という言葉の意味もまだ分かってなかった頃、地元のラップバトルで生き残ることが、どれだけラッパーにおいて大事かを歌っている。なんだか哀しげな出だしだけど、「AFTER THE RAIN」ということで、次第に晴れ間が覗くように明るくなって来る。そして、さんピンCAMPの観客について「最後まで 雨がっぱ被り 見てたお前ら何にも代えられねぇ」の歌詞にグッと来る。

6、Rain/PUNPEE

この曲は、PUNPEEの名アルバム「モダンタイムズ」に収録されている。女性ボーカルが誰なのか、話題のあの人なのでは?という噂もあるし、別の女性だ、という説もある。ライブの質問コーナーでは「僕はRainが好きなんですが、、」という質問をpunpeeが「この質問はやめましょう」と打ち切っているところから、種明かしは10年後ぐらいになることが予想される「疑惑の曲」。でも、確かに雨の日にぴったり。PUNPEEは、このほかに「ひやり小雨が彩るモノクロの車窓」があるけど、そちらは限定版「Move on Sunday」収録なので、限られた人しか聞けない(神保町のレンタルCDショップ、ジャニスで借りられる)。

7、Answer Pellicule/狐火

この曲は、「梅雨の合間の晴れ間」というワードが出て来るから、この時期の曲として入れている。ポエトリーリーディングの狐火(きつねび)の曲なんだけど、元々は不可思議の名曲「Pellicule」へのアンサーソング、というか追悼ソング。流れで行くと以下のようになる。

狐火(きつねび)がポエトリーリーディングで名前をうる。

吉祥寺のイベントで不可思議が、この曲聞いてください、とCDをわたす。

不可思議から狐火に「会いましょう、話したいこと」があると連絡。

代々木公園で待ち合わせなのに不可思議来ない。「忘れたのかな?」

実は不可思議は事故で亡くなっていた

というエピソードから始まるラップ。

なので、先に不可思議の名曲を聞いてもらい、次に狐火の順で聞いてほしい。

デブラージとKダブのビーフとは違う、熱い男のやりとりが胸を打つ。

特に「なんで不可思議が生きている時にそれができなかったんですかね!!」という言葉。

いつも思う、死んでから讃えることへの違和感を見事に表している。

という事で、雨の日にオススメの日本語ラップ7曲でした。

少しでも気持ちが上向きになりますよーに。

当ブログは「STORK」を使っています。

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78年生まれ。東京在住。タモリと日本語のヒップホップと落語が大好き。俳優では緒川たまきとムロツヨシ、サッカーはFC東京が好きです。最近は息子とファミコンをやるのがマイブーム。