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落語

  • 2019-04-24

落語家の真打披露パーティーは何をやるの?行ってきたのでその様子を書いてみる

二つ目時代から仲良くしている落語家がいる。 その人が真打になる、ということで「パーティーにぜひ」という招待状が届いた。 面白そうなので行ってみることにしたが、よく考えたら真打披露パーティーって何やるんだ? 式次第が予想がつかない。そもそもご祝儀はいくら持って行くんだ、どんな人が来るんだ? 全く知らな […]

  • 2017-02-06

なぜ立川談志は喬太郎の落語を途中で止めさせたのか~『落語進化論』

さいきん久々に立川志らくの落語をテレビで見たら、見違えるほど良くなっていた。   若い頃の落語はなんだか忙しなくて、味が無い感じだったけど、すっかり変わっていた。   それ以来、彼が気になり、ツイッターをフォローし、そして何を考えているのか知りたくて手にとった本が『落語進化論』だ […]

  • 2016-05-20

立川談春と古川周賢さんの対談は人材育成のヒントがいっぱいだった

「いまこいつが一番上手いんじゃないですか」と名人・立川談志にいわせた落語家、立川談春。 そんな談春が「師匠の談志に近いものを感じる」というのが、禅のお坊さんである古川周賢さんだった。   談春が談志に聞けなかったこと。それは「師匠として弟子を育てる方法」だった。   確かに談春は […]

  • 2016-04-05

今まで見た落語家で一番おもしろかったのは月亭方正だった!

落語が好きで20代中ごろから、志ん生、志ん朝を中心に名演と言われる多くのCDを聞いてきた。   同時に20代の頃は500円で見られる深夜寄席、早朝寄席をよく見に行った。   色々な若手を見ている中で、この人は面白いという若手落語家とSNSでコンタクトをとるうちに縁ができ、その結果 […]

  • 2016-03-22

立川談志は天才落語家・桂枝雀をどう見ていたのか?

立川談志という人が大好きである。 それが決定的になったのは、9.11の話題だった。   彼の『遺言大全集』という本があり、その付属のCDで談志が好き放題しゃべっている中に「9.11なんて、アメリカざまあみろだよ」という言葉があった。   どういう文脈にしろ、当時の風潮として言って […]

  • 2016-03-14

古今亭志ん朝を全部聞いた僕がおすすめする10の演目

落語に「王道」というものがあるのなら、まさにその道をまっすぐ歩いたのが古今亭志ん朝です。 その芸風は一声でいうと「華やか」。声の調子、強弱の付け方、間の取り方、そのすべてがまさに落語の教科書のような存在でした。 古今亭志ん生の息子でありながら正統派落語を継承する 古今亭志ん朝は、古今亭志ん生という「 […]

  • 2016-03-12

ヒップホップと落語の意外な共通点

  ずっとヒップホップが好きだったけど、急に落語が好きになった。 共通点は「マイク1本」だった。 10代前半から日本のヒップホップにはまる 18歳の頃から日本のヒップホップを聞いていた。当時は日本語ラップの黎明期を経て、アンダーグラウンドのシーンが盛り上がり、ようやく花開いた頃だ。 &nb […]

  • 2016-03-09

立川談春の歩みとおすすめの落語

立川談志が2011年に亡くなった。 誰が談志の跡を継ぐのか、という論争は生前からあったが、結局、あの器がぴったり収まる人物などいなかった。 立川談志の余計なことを言ってしまう遺伝子は「俺の息子」と呼んでいた爆笑問題の太田光に引き継がれ、懐の深さとカッコよさ、ダンディズムはビートたけしに引き継がれた。 […]

  • 2016-03-07

古今亭志ん生の落語をすべて聞いた僕がおすすめする14の演目

落語に興味をもって色々と調べていると、ほとんどすべての人から絶賛されている人物がいる。 それが古今亭志ん生(ここんていしんしょう)だった。 調べてみると、まずそのキャラクターが素晴らしい。とにかく客に愛されていたのだ。 有名なエピソードだけ取り出すと・高座に酔っぱらってきて途中で寝ちゃったけど、客席 […]