• 2016-04-07

欲しいものが無ければ自分で作ればいいんだ~「ヒップな生活革命」佐久間裕美子

なんだか最近コーヒーブームのほかに、クラフトビールやDIY、さらには「タイニーハウス」と呼ばれる小屋を作ったりと、明らかに何か新しい潮流が出てきている。 手作りブームかなと思うけど、そんな単純な話ではなさそうだ。 これを偶然と考えるかどうかは『ヒップな生活革命』を読んでいるのかで決まると思う。 それ […]

  • 2016-04-07

映画「女子ーズ」の感想と見るべき3つのポイント

あらすじ 正義の戦隊をまとめる男チャールズによって、突然集められた5人の女子・赤木直子、青田美佳、黄川田ゆり、緑山かのこ、紺野すみれ。彼女たちが選ばれた理由は特技ではなく、ただ「名字に色が入っている」という理由だけだった。それぞれに不満を持ちながらも世界征服を企む怪人たちから地球を守る戦隊「女子ーズ […]

  • 2016-04-06

選曲がすごすぎる!緒川たまきがラジオで流した曲リスト&アーティスト解説

鈴木慶一さんのTBSラジオ「SOUND AVENUE 905」の、2016年2月10日と同年の3月16日に女優の緒川たまきさんが出演した。   鈴木慶一さんと緒川たまきさんは旧知の仲のようで、ラジオの会話から想像すると、緒川さんがドライブをしながらかける音楽が「すんばらしい!どこから持って […]

  • 2016-04-05

今まで見た落語家で一番おもしろかったのは月亭方正だった!

落語が好きで20代中ごろから、志ん生、志ん朝を中心に名演と言われる多くのCDを聞いてきた。   同時に20代の頃は500円で見られる深夜寄席、早朝寄席をよく見に行った。   色々な若手を見ている中で、この人は面白いという若手落語家とSNSでコンタクトをとるうちに縁ができ、その結果 […]

  • 2016-04-04

夏目漱石が発明した物語の作り方がすごい!

夏目漱石について調べていた時期がある。   その時に漱石が物語の作り方について語った言葉があって、それに感動した。   明治の人というと、古い時代の古い考え、という感じがするが、漱石はいまでいうと、東大を出て、イギリスに留学し、帰国後に東大教授になったスーパーエリートである。当時 […]

  • 2016-03-23

天才の嫉妬を垣間見る~「手塚治虫―ロマン大宇宙」大下英治

浦沢直樹がEテレでやっている「漫勉」という番組がある。   さいとうたかお、東村アキコ、浅野いにおなど現役の漫画家が実際に漫画を描いているところをカメラで撮影して解説する、という番組だ。   その番組の中で、漫画家になったきっかけや誰に影響を受けたのかを浦沢さんと漫画家が話し合うところが必ずあり、そ […]

  • 2016-03-22

立川談志は天才落語家・桂枝雀をどう見ていたのか?

立川談志という人が大好きである。 それが決定的になったのは、9.11の話題だった。   彼の『遺言大全集』という本があり、その付属のCDで談志が好き放題しゃべっている中に「9.11なんて、アメリカざまあみろだよ」という言葉があった。   どういう文脈にしろ、当時の風潮として言って […]

  • 2016-03-17

不器用でもできるDIY それが発酵だ

DIYといえば、みなさん、どんなイメージをもつだろう。ほとんどの人は木をトントンやる、というイメージだと思うが、実際は「Do It Yourself(自分でやってみる)」という意味であり、木だけじゃなくて、なんでも指すらしい。日本でも最近ブームになっている。 でも、僕はそのブームに乗れずにいた。だっ […]

  • 2016-03-17

日本ヒップホップ界唯一の天才TWIGYを語る

「フリースタイルダンジョン」の影響で、日本のヒップホップが再び注目されている。 このタイミングで改めて紹介したラッパーがいる。 日本語ラップ界で唯一の天才と呼べる男、TWIGY(ツイギー)である。 このツイギーについて、彼を10代の頃から知るラッパーのECDは、アルバムのライナーノーツの中でこう紹介 […]

  • 2016-03-14

古今亭志ん朝を全部聞いた僕がおすすめする10の演目

落語に「王道」というものがあるのなら、まさにその道をまっすぐ歩いたのが古今亭志ん朝です。 その芸風は一声でいうと「華やか」。声の調子、強弱の付け方、間の取り方、そのすべてがまさに落語の教科書のような存在でした。 古今亭志ん生の息子でありながら正統派落語を継承する 古今亭志ん朝は、古今亭志ん生という「 […]

  • 2016-03-14

実は和食の滅びの様子が描かれている~英国一家日本を食べる

外国人が日本に来て美味しいものを食べる旅行記。 そんなありふれたテーマなのに、この本はシリーズも含めて累計15万部と売れに売れて、NHKでアニメ化もされた。 この本のヒットの要因は、よくある日本絶賛本にとどまっておらず、日本人も気付いていなかった和食の滅びの姿を描いたからかもしれない。 フードライタ […]

  • 2016-03-12

ヒップホップと落語の意外な共通点

  ずっとヒップホップが好きだったけど、急に落語が好きになった。 共通点は「マイク1本」だった。 10代前半から日本のヒップホップにはまる 18歳の頃から日本のヒップホップを聞いていた。当時は日本語ラップの黎明期を経て、アンダーグラウンドのシーンが盛り上がり、ようやく花開いた頃だ。 &nb […]

  • 2016-03-11

タモリのジャズを聴け~その知られざる生い立ちとデビュー秘話

芸能界を見まわした時、タモリほど謎の人物はいないと思う。 そもそも、この人は30歳を超えてデビューして、気付いたらビック3になっていた。その出自も謎に包まれている。それまで何をしていたのか、なぜサングラスをしているのか。 これから書こうとしているのは、タモリのデビューまでの軌跡と、タモリの独特な面白 […]

  • 2016-03-10

村上春樹の語る良い文章の条件~翻訳夜話

まだ20代始めの頃、書くことを仕事にしたいと考えていた。実際にはそこは諦めて似たような別の仕事に回ったのだが、その頃、よく考えていたのが「文体」についてだった。 例えば、↓今日は雨が降っている。雨が止んだら温かくなった。雨だ。急に止んだ。そして温かくなった。   上記の2つの文章は同じことを表してい […]

  • 2016-03-09

日本人の発酵のバイブルとなる一冊~「発酵道」寺田 啓佐

  良い本の定義というのは色々あると思うが、僕の中では「読む前と読んだ後で世界が変わっている」というのがある。   それは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んだ中学校時代に初めて味わった感覚だが、それ以降も何度かそういう作品に出合った。   劇団ひとりのネタで「いつもの帰り道が少し違ってみえたんだ」って […]

  • 2016-03-09

立川談春の歩みとおすすめの落語

立川談志が2011年に亡くなった。 誰が談志の跡を継ぐのか、という論争は生前からあったが、結局、あの器がぴったり収まる人物などいなかった。 立川談志の余計なことを言ってしまう遺伝子は「俺の息子」と呼んでいた爆笑問題の太田光に引き継がれ、懐の深さとカッコよさ、ダンディズムはビートたけしに引き継がれた。 […]

  • 2016-03-08

「友達なんていなくていいんだ」タモリの哲学が分かる名言集

「友達なんていなくていいんだ」 世の中の常識と逆行するような、タモさんの言葉だが、丹念に辿っていくと、そこにはタモさん独自の哲学があることに気付く。 自分の頭で考えるタモリだからたどり着いた「目からウロコ」の珠玉の名言を紹介しよう。 「反省はしない」 自分が出ている番組は見ないというタモさん。彼のモ […]

  • 2016-03-07

古今亭志ん生の落語をすべて聞いた僕がおすすめする14の演目

落語に興味をもって色々と調べていると、ほとんどすべての人から絶賛されている人物がいる。 それが古今亭志ん生(ここんていしんしょう)だった。 調べてみると、まずそのキャラクターが素晴らしい。とにかく客に愛されていたのだ。 有名なエピソードだけ取り出すと・高座に酔っぱらってきて途中で寝ちゃったけど、客席 […]

  • 2016-03-04

SMAP独立の舞台裏でタモリは何をしたのか

かつてあれほど話題になったSMAPの解散騒動。 その後、ベッキーや清原のネタもあり、現在は完全に忘却の彼方に向かいつつある。 その一方で、タモリ好きとして気になる記事があった。 独立後のスマップの受け入れ先として、タモリが所属する田辺エージェンシーが浮上していた、というニュースだ。 ジャニーズの副社 […]

  • 2016-03-04

本田と長友に学ぶ~仕事を辞めずに職場の評価を覆す方法

日本サッカー界において絶対的な存在である、本田と長友。 この二人に共通するのがどんなにメディアに叩かれても結局、結果を出してクラブからの絶大な信頼を得るところまで逆転する点にある。 一体どうやって解決したんだろうと、ナンバーのインタビューを読んでみたら、驚くべきことに二人とも同じ発想で危機を脱出して […]

  • 2016-03-03

「毎年4、5人は死んだよ」小金井桜の戦前の花見を知る人物が衝撃の告白!

かつて東京の花見スポットといえば、上野ではなく、王子の飛鳥山と小金井桜(こがねいざくら)だった。 飛鳥山は今も名所として知られているが、小金井桜の方の知名度はさっぱりである。 それもそのはずで、現在は排気ガスと桜の高齢化によって、すっかり廃れてしまい見る影もない。 しかし、かつて玉川上水に2000本 […]

  • 2016-03-02

日本史を裏で動かしたサンカの謎に迫る!~「サンカと説教強盗」

戦前の大正15年から昭和4年まで、東京の街に「説教強盗」が現れた。 説教強盗とは、自分が泥棒に入っておきながら家の人に「戸締まりをしっかりしろ」「犬を飼え」などの説教をしたという。 居ない間に盗まれるのも嫌だけど、留まって怒られるのはもっと嫌だ。 この奇妙な事件が、後に偉大な作家を生むことになる。 […]

  • 2016-03-02

タモリが赤塚不二夫を殴った!?~赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。

2000年に発行された、赤塚不二夫の対談集である。 しかし、これはただの対談集ではない。なぜなら面子がすごいのだ。 まずはタモリを筆頭に松本人志、ビートたけし、立川談志とまさにズラリという感じなのである。 特に注目なのが、弔辞でも話題となった、タモリと赤塚不二夫との関係がよく分かる、過去の新宿時代の […]

  • 2016-03-01

泣きたい夜におすすめの小説「世界から猫が消えたなら」

泣かせるストーリーの法則というのがある。 その鉄板中の鉄板が「過去の肉親、恋人からの手紙」である。 特にその人が亡くなっていると、その言葉は重い。 例えば、カップルが喧嘩をして別れる。イライラした男は彼女からの電話に出ない。留守電も聞かない。 でも、ある日友達から電話が来る。「あの子昨日の夜に交通事 […]