おすすめの一冊

戦後最大のフィクサー児玉誉士夫を語る時に「村上春樹の『羊をめぐる冒険』の先生みたいな人」という例えがある。

だが、フィクサーマニアである僕は児玉誉士夫関連の本を読みまくって、色々と調べたりしているだが、その視点で読み返すと ...

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Kindleで『風の歌を聞け』『1973のピンボール』がセールになっていたので、購入した。

中学生の時に読んだきりだったが、いま改めて読み返すと、初期作品のみが持つ瑞々しさと同時に、後にメタファーの名手となる村上春樹のクオ ...

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騎士団長殺しを読み終わった。

発売直後は冷静な評価ができないだろう、と時をあけて読んだけど、

・嫁に捨てられる
・穴に入る、穴から抜ける
・騎士団長(イデア)がペラペラしゃべり物語を前に進める ...

おすすめのアイテム

2017年は、漫画の年だった。学生時代のように時間があるわけでもないため、これまで話題になっても時間の都合でスルーしていた作品を手に取り、しっかり読んでみた。

久々に読むと名作が目白押しで驚く。何てこった!

こ ...

おすすめの一冊

『火花』で芥川賞を受賞した、又吉直樹の新作『劇場』を読んだ。

面白かった。歴史に残る傑作だと思った。でも、ツイッターを見ると「難しい」という声が多かった。

又吉はNHKで『劇場』を作る過程をドキュメンタリーで紹 ...

おすすめの一冊

植本一子さんの『家族最後の日』を読んで、マジかと思ったのは、夫のラッパーECDのガンが発覚した後に、ECDも一子さんも「ネタになる」と話し合うシーンだった。

 

二人とも文筆業もやっている。だからと言 ...

おすすめの一冊

 

伝説のハガキ職人ツチヤタカユキのことは、オードリーのラジオの書き起こしを読んで知っていた。

 

天才とも言われているけど、人間関係が不得手で東京に馴染めずに大坂に帰ったすごい ...

おすすめの一冊

ストーリー展開の上手さと、ずっと物語の世界に浸りたくなるような、世界の立ち上げ方が魅力的な小説家・吉田 篤弘さん。

 

ゆっくりと飲むコーヒー、古本屋、町の洋食屋、ラジオから聞こえる女性の静かな声、お ...

おすすめの一冊

 

「ノリコは、、、だから」と松田聖子が本番中に本名を言ってしまい、舌を出した。もう何年も芸能界にいるのに、本名なんて間違えるはずがない。

 

それに対して本書の中で相倉さんは「 ...

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気が付くと、電車の中で本を読んでいる人を見かけなくなった。本好きとしてはさびしい限りだ。

 

減ってるな、とは思っていたが、今は逆に読んでいる人を見ると「お、本読んでる」と驚くほど、珍しい存在になって ...

おすすめの一冊

 

また名著に出合ってしまった。『断片的なものの社会学』だ。

 

2016年は「かなわない」、「相倉久人に聞く昭和歌謡史」も凄かったが、それに続いて、当たりの本だった。素晴らしい ...

おすすめの一冊

宮沢賢治の評伝を読んでいたら「生涯童貞だった」という一文が目についた。

 

ちょうどその前に『ルポ中年童貞』を読んで、童貞をこじらす危険性に震えていた後だったので、なんだか気になって調べてみたら『童貞 ...

おすすめの一冊

 

2015年にもっとも衝撃を受けた作品は『火花』であり、2016年は『かなわない』だった。火花に匹敵する作品だと思う。土俵が違うかもしれないけど、それぐらいすごい本だった。

 

おすすめの一冊

金持ちの家に育った太宰は、左翼学生として活動するうちにあることに気付く。

「革命はまさに僕たちを倒さんが為のものなんだ」(「学生群」より)。

それは現代でいえば「公務員はけしからん」と言いあう組織に所属しながら ...

おすすめの一冊, 考察

 

「才能」という言葉は、特別な響きをもつ。

 

才能がある、才能がない。その言葉によって、どれだけの人の人生が狂わされたか。

 

「センスが無 ...

おすすめの一冊

 

表参道の駅から地上に出たところの交差点に「山陽堂」という本屋がある。表参道で120年続く老舗の本屋さんで、こんな本を見つけた。

 

この長くても16Pしかない「文鳥文庫」とい ...

おすすめの一冊

さいきん地政学や経済などの視点で、日本の歴史を読みなおすという本が多く出版されている。

 

その中でも読みやすくて、発見が多かったのが「エドノミクス」だ。

 

江戸の大工の ...

おすすめの一冊

 

この本の始まりは、作者が探していた資料を神田の古書店で購入する場面から始まる。

 

ずっと探していたその資料とは、猪山家という加賀藩の会計を担当していた一族の江戸時代から幕末 ...

おすすめの一冊

なんだか最近コーヒーブームのほかに、クラフトビールやDIY、さらには「タイニーハウス」と呼ばれる小屋を作ったりと、明らかに何か新しい潮流が出てきている。

 

手作りブームかなと思うけど、そんな単純な話 ...

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浦沢直樹がEテレでやっている「漫勉」という番組がある。

 

さいとうたかお、東村アキコ、浅野いにおなど現役の漫画家が実際に漫画を描いているところをカメラで撮影して解説する、という番組だ。

...

おすすめの一冊

DIYといえば、みなさん、どんなイメージをもつだろう。ほとんどの人は木をトントンやる、というイメージだと思うが、実際は「Do It Yourself(自分でやってみる)」という意味であり、木だけじゃなくて、なんでも指すらしい。

おすすめの一冊

外国人が日本に来て美味しいものを食べる旅行記。

そんなありふれたテーマなのに、この本はシリーズも含めて累計15万部と売れに売れて、NHKでアニメ化もされた。

この本のヒットの要因は、よくある日本絶賛本にとどまっ ...

おすすめの一冊

まだ20代始めの頃、書くことを仕事にしたいと考えていた。
実際にはそこは諦めて似たような別の仕事に回ったのだが、その頃、よく考えていたのが「文体」についてだった。

例えば、

今日は雨が降っている ...

おすすめの一冊

 

良い本の定義というのは色々あると思うが、僕の中では「読む前と読んだ後で世界が変わっている」というのがある。

 

それは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んだ中学校時代に初めて味わ ...

おすすめの一冊

戦前の大正15年から昭和4年まで、東京の街に「説教強盗」が現れた。

説教強盗とは、自分が泥棒に入っておきながら家の人に「戸締まりをしっかりしろ」「犬を飼え」などの説教をしたという。

居ない間に盗まれるのも嫌だけ ...