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選曲がすごすぎる!緒川たまきがラジオで流した曲リスト&アーティスト解説

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鈴木慶一さんのTBSラジオ「SOUND AVENUE 905」の、2016年2月10日と同年の3月16日に女優の緒川たまきさんが出演した。

鈴木慶一さんと緒川たまきさんは旧知の仲のようで、ラジオの会話から想像すると、緒川さんがドライブをしながらかける音楽が「すんばらしい!どこから持ってきたのかというセレクト」(鈴木慶一)だったことから「あれをラジオでやって」と始まった企画のようです。

緒川たまきの選曲リストにツイッターがざわつく

緒川たまきさんは、もともと文学好きで、カメラ好き、ちょっと変わったセンスをもつ女性でしたが、ここで音楽について、ほとんどの人が「誰かわからない」レベルの選曲をして、ツイッター上ではリスナーから「知らない曲ばかりだ、、、」と騒ぎになりました。

それを受けて翌月にもう一度緒川たまきさんが登場。前回はほぼラジオをジャックするような状態だったため、今回はもう完全に「緒川たまき」のラジオとして進行。

「緒川たまきの無作法をお許し下さい」というタイトルまで作ってパーソナリティとして話をしていました。ちなみにこの時の選曲のテーマは「多幸感」。

この歴史に残る選曲について、もしも緒川たまきファンで聞き逃している人がいたら「誰か教えて!!」となるはずなので(もしも僕が逆ならそうなる!)、全曲リスト&アーティスト解説をしてみたいと思います。

鈴木慶一さんの「どうやって探しているの?」という質問に緒川さんは「芋づる式に」と言っていましたが、最初にどんな芋を引っ張ったらあんな曲が出てくるのか不思議でしょうがないポワポワした曲が多いセレクトでした。

なぜこんな曲が好きなんだろう、と思う中でヒントになるのが、ラジオ中で話していた「名曲のカバーが大好き(ラブミーテンダーの時に)」「耽美な感じがたまらない」というコメントが頻出していたことから、選曲の方向性のようなものが見えてくると思います。

僕自身は1995~1996年に放送されていNHK「ソリトンSIDE・B」(今のトップランナーの前身)の番組からずっと緒川たまきファンでフォローを続けていた人間(この番組で京極夏彦を知りました)。

それでもこの選曲は意外であり、「こんな曲を聴くのか、やはりこの人はすごい」と唸ってしまいました。

緒川たまきのラジオでのセレクト全曲リスト

2016年2月10日
M1. Il becchino / Orchestre du Montplaisant
M2. Love Me Tender / Raph Dumas
M3. Rotten Corpse / Frank Pahl
M4. Broken Horse Restaurant / Kaada
M5. All Wrong / Kaada
M6. Who’ll Come Walking? / Hermine
M7. Alba / Maximo Damian, Luis Oscco Y Urbano Ramos
M8. Perdon por la informalidad / Sexteto Irreal

2016年3月16日の放送での全曲リスト
M1. Somewhere Over The Rainbow / Shirley Anne Hofmann
M2. Pepperspray Dance / Dick El Demasiado
M3. A Song For December – With Martyn Jacques (The Tiger Lillies) / The Real Tuesday Weld
M4. モノローグ~サンドラの森 / サンドラ・ジュリアン
M5. Am I To Be The One / The Dead Brothers
M6. Kinak / Voks
M7. Teenage Kicks / The Dead Brothers
M9. Que Te Iba A Decir ? / Dick El Demasiado
M10. Doctor Alucard / L.Pierre
M11. Martxa Baten Lehen Notak / Oreka TX

いかがだろうか、知っている人はいただろうか。

分からないのでどんなアーティストなのか調べてみた

後世に残さねばとせっせと調べてみましたが、それにしてもほんとうに情報が出てこない人が多くて、グーグル翻訳で見るしかないため、間違っている可能性もあるのですが、その場合はすぐにコメントなどで指摘いただければと思います。

まずは2016年2月10日の各曲解説

M1
Il becchino/
Orchestre du Montplaisant(オルケストレ・ドゥ・モンプライサン)
オルケストレ・ドゥ・モンプライサンは、2010年にロンドンで結成されたイギリスのバンド。2011年にデビューしている。バンドのサウンドはグーグル翻訳によると「神秘的なエキゾチカの暗い形から遠く離れた島の海岸」に設定されている。というよく分からない設定だが、曲を聞くとちょっとわけが分かる。

たまきさんがかけた曲は、この12インチに収録されているらしいが、いまアマゾンでは売り切れ中。

かけた曲はyoutubeには無かったです。ちなみにApplemusic(定額のサービスの方)には曲がありました。

違う曲ならありました。

facebookページも以下にありました。

M2
Love Me Tender /
Raph Dumas(ラフ・ドゥマス)
ラフ・ドゥマスは、スペイン・カタルーニャ出身。ダンスミュージックを中心としながら、オリジナルティあふれる作品を生みだしているシンガー。かつてレコード店を経営していたこともあるコレクター。曲はプレスリーの「ラブミーテンダー」。これがどんどん曲が進むほどに壊れていく不思議な世界。該当の曲は彼の単独アルバムであるSol (Catalunya Nord Vol. 7)に収録されている。
これもyoutubeでは見つからず、applemusicにはありました。

M3
Rotten Corpse/
Frank Pahl(フランク・パール)
フランク・パールは、アメリカのミシガン州トレントン出身。58歳の男性シンガーでトイミュージック界の巨匠。口笛とアコースティックギターの他におもちゃの木琴やトイピアノなどを駆使して曲を奏でる。おもちゃの楽器が何とも言えない軽妙な雰囲気を作り出している。こちらもapplemusicにはありました。

違う曲ならありました。

M4.
Broken Horse Restaurant/
Kaada(カーダ)
1975年生まれのノルウェーのシンガーソングライター。プロデューサーでもあり、映画のサウンドトラックなども手掛けている。非常に珍しい楽器のコレクションを持っている。またクラシックピアノを習っていた時期があるそうだ。緒川さんがセレクトした曲はなんだか宗教音楽のような荘厳な感じ。

アマゾンで該当曲だけ売ってました。

違う曲だがカーダの曲はありました。

M5.

All Wrong /
Kaada
こちらも同じくKaadaの曲なのだが、ぜんぜん雰囲気が異なる。最初のロックな感じから、どんどん音楽のジャンルが切り替わっていく不思議な曲。同じ人が作ったとは思えないけど、だからこそ「もっと聞きたい」となるアーティストだ。

M6.
Who’ll Come Walking? /
Hermine
この曲は、この日の中でも特に「なんだ、この選曲は??」と感じさせる曲だった。ヴェルヴェッドアンダーグラウンドのような不安定な歌声が特徴的。バイオリン、ピアノ、アコーディオン、パーカッション、ギターと女性ボーカルの歌声で構成されている。

M7.
Alba /
Maximo Damian, Luis Oscco Y Urbano Ramos
このグループ名は分からなかったのですが、Maximo Damianという、2015年に亡くなったアンデスの伝統的な音楽を演奏するペルーのバイオリニストがいることは分かりました。2000年に日本にも来ているそうです。この人物を中心とした演奏だろう、と思います(あやふやですいません)。そして曲の動画なども見つかりませんでした(情報求む)。

M8.
Perdon por la informalidad /
Sexteto Irreal(セステート・イレアル)
アルゼンチンのグループで、メンバーは5人。クリスティアン・バッソとアルゼンチンのキーパーソンである奇才アクセル・クリヒエールという二人の人物を中心に、摩訶不思議な曲を作っている集団。

該当曲の動画がありました。

第2回目の放送でも不思議なセレクトを連発!

M1.
Somewhere Over The Rainbow /
Shirley Anne Hofmann(シェリー・アン・ホフマン)
シェリー・アン・ホフマンはカナダ出身の女性で、金管楽器演奏者。両親はチョコ移民で、彼女の父親が高校の音楽教師だったことから、幼少の頃からピアノやトロンボーンなどの楽器を演奏するようになりました。モントリオールにある音楽学校で学んだ後に、ドイツに移住しています。
該当の曲はありませんでしたが、彼女のヨーロッパライブの動画がありました。変なおばちゃんです。

M2.
Pepperspray Dance /
Dick El Demasiado(ディック・エル・デマシアド)
ディック・エル・デマシアドは、オランダ生まれの50代のおじさん。キャッチコピーは「デジタル・グンビアのゴッドファザー」らしいけど、その「デジタル・グンビア」が分からない。。クンビアは、南米コロンビアのマグダレナ川下流域からカリブ海沿岸地方に伝統的に伝わるリズムと舞曲らしい。それをデジタルでやるおじさん。よく分からない。。

ディックの違う曲はyoutubeにあったので雰囲気だけでも。

M3.
A Song For December – With Martyn Jacques (The Tiger Lillies) /
The Real Tuesday Weld(レアルチューズデイ・ウェルド)

1999年にヴォーカルであり、プロデューサーでもあるスティーブン・コ-ツによって結成されたイギリスのバンド(一人しかいないかも?)。国際的な賞も受賞しており、映画音楽なども行っている。

該当の曲は無かったですが、バンドの動画はありました。

M4.
モノローグ~サンドラの森 /
サンドラ・ジュリアン
なぜか唯一カタカナ表記の方。ジュリアンは1950年生まれのフランスの女優で1970年代に女優活動をしていた。東映に呼ばれて2本映画にも主演している。映画のタイトルが「変態白書」とかなっているので、たぶんそっち系の方。ちなみに『セクシーポエム』という題のアルバムも出している。

動画を検索したらヘンテコな感じの曲が出てきました。(4:45あたりから)

M5.
Am I To Be The One /
The Dead Brothers(テッドブラザーズ)
テッドブラザーズは、1999年に結成されたスイスのバンド。ギター、チューバ、アコーディオン、バンジョーなどを使用して、フォーク、ブルース、フレンチキャバレーミュージックなどを奏でる集団。
これは該当曲がありました(久々!)

M6.
Kinak /
Voks(ボークス)

ボークスは、ぜんぜん分からなかった。。

M7.
Teenage Kicks /
The Dead Brothers
5曲目と同じデッドブラザーズ
これも曲がありました!

M9. Que Te Iba A Decir ? /
Dick El Demasiado
こちらは2曲目で登場したディック・エル・デマシアドです。奇才です。
曲はこれだったかな。。

M10. Doctor Alucard /
L.Pierre(Lピエール)
荘厳なエレクトロニカ作品で評判の人。おじさんです。
分からないことは多いですが、曲はありました。

M11. Martxa Baten Lehen Notak /
Oreka TX(オレカTX)

オレカTXは、バスク幻の伝統楽器奏者です。2016年にドキュメンタリーが日本で上映されたりと注目されたみたいです。今年の3月と4月2日に来日してコンサートもやったみたいなので、まだ日本にいるかもしれません(記事執筆は4月6日)。

該当曲はありませんでしたが、彼らの演奏はこんな感じです。

以上です!とにかくこんなに調べられない選曲リストは初めて!

また調べて追加で更新していこうと思います。

情報もぜひぜひお願いします。

ちなみに、その後、緒川たまきさんのトークイベントに行きました。

その時もステキな発言連発していたので、気になる方はそちらの記事もぜひ。

緒川たまき&山田稔明トーク&ライブレポート

コメント

  1. 山口 より:

    初めまして。
    私はLaB LIFeと言う男性2人のユニットの【ステレオ】と言う曲で緒川たまきさんを好きになりました。
    調べに調べた努力?が素晴らしいと思ってコメントさせて頂きました。
    とても勉強になりましたが、誰1人としてわかりませんでした…笑
    たまきさん素晴らしいですねぇ〜(◜௰◝)では。

  2. この記事を書いた人:きなこなん より:

    >山口さん
    コメントありがとうございます。やっぱり分からないですよね。そもそも鈴木慶一さんが詳しいはずなのに、知らない人ばかりって。本当に謎は深まるばかりですよ。