きなこなん式

ためしてガッテンの歯磨き法を試してみた

2019年5月に放送された「ためしてガッテン」の歯磨き法が物議を呼んでいる。

虫歯が少ないスウェーデンの歯磨き法として、日本の常識と真逆の方法が紹介されたのだ。

現地に行って研究した日本の偉い先生は「日本人には無理だ」と紹介することを止めてしまったという。

スタジオでゲストがその話を聞いても「無理!」という声が続出。ツイッター上でも「気持ち悪い」という声が多くあがった。

その驚きの方法とは以下の2つだ。

1、歯磨き粉は毎回2センチ使う
2、口をすすがない(口の周りの泡はとって中は泡だらけのまま)

1はまだいい。たっぷり歯磨き粉を使おう。オッケー、分かった。

問題は2だ。口をすすがないだと!あり得ない!

だが、ロジックとしては、こうなっている。

歯磨き粉の「フッ素」は歯を虫歯から守ってくれる。

洗い流したら意味がない。

口の中に歯磨き粉の泡を残すことでコーティングされるので、食べかすなどのゴミもガードしてくれる。

スウェーデンでは、この方法を採用して以来、虫歯率が一気に減少、70代でも虫歯ゼロの人がいるという。エビデンスもちゃんとあるのだ。

ほぉー面白い。やってやろうじゃないか。

気持ち悪さは1分で消える

歯を磨き、口の周りの泡を取り、はい、終わり。もちろん口の中の泡はいつも通り途中で出すけど、最後に口をすすがないのは、なんとも気持ち悪い。

「うわ~」なんて言っていたが、その気持ちも1分ほどで消え去った。まぁいいか。

最初の波だけ超えて、スマホをいじっていればいつも通りの日常が戻ってきた。あまり気にならない。

しかも、このやり方に変えてから歯磨き後のピカピカな歯がずっとキープできるのだ。

なんだろ、これ。けっこう凄い。鏡で歯を見るのが楽しみになってきた。キラーンという感じだ。

もっと早い時に出合っていれば良かった。

大切なのは継続することである。テレビで見た健康法はブームになるとやるけど、いつの間にかやらなくなる。歯磨きは毎日やるので、口をすすがないだけでいいのだ。これは続けてみよう。

ついでに最強の歯ブラシも手に入れる

歯磨き熱が高まったので、ついでに歯ブラシも買い替えることにした。

とはいえ、2万円の電動歯ブラシを買う気もない。安くて良いものはどれだろうと調べると、タフト24という歯ブラシに辿りついた。

歯医者さんだけで売っている歯ブラシで、狙った歯垢を確実に取り除き、歯や歯肉を傷つけないよう毛先が加工されているそうだ。

さらに普通の歯ブラシは水をつけた時に柔らかくなるが、タフト24は水はけの良い「PBT(ポリブチレンテレフタレート)という素材を使っているので、歯垢をしっかり掻き出すことができるという。

なお、固さの種類はかなりあるが、公式サイトによると以下のようになっている。
ESS:重度知覚過敏、抜歯や手術などで歯肉がデリケート、歯肉が健康な方に
SS :動的治療中、歯根露出、歯肉が健康な方
S: 歯肉が健康、ブラッシング圧が強い方
MS: 歯肉が健康、かための歯ブラシが好きな方
M: 歯肉が健康、ネバネバしたプラークがある方 (※)
MH: 歯肉が健康、頑固なプラークがある方 (※)
※ブラッシング圧がコントロールできているか要確認

ということで、固めが好きな僕はMSを選択。歯医者でしか売ってないと書いたが、アマゾンで見るとあっさり売っていたので、10本入りを購入した。

早速使ってみたところ、確かに口の中でもしっかりとした固い毛をキープしてくれる! そのコシの強さそのままに力強く掻き出してくれてる。

おぉ~。さすがだ、良い感じ。口の中がいつもよりピカピカになった気がする。安心の歯科医推奨である。これで一本125円は安い。

ためしてガッテンの歯磨き法+タフト24でピカピカの歯へ

ということで、ためしてガッテン流の歯磨き法と、最強の歯ブラシによって、歯もぴかぴかになり、心なしか歯茎の腫れなども減った気がする。

まだ開始して1週間程度だが、もう少し継続していきたいと思う。

好みが分かれるので、おすすめはしないけど、興味のある方はためしてみてはいかがだろうか。歯磨き法は無理でも、タフト24は普通におすすめなので、そちらだけでも。ちなみにネットでは10本からが多かった。