
「黒飴ダイエット」をやって以来、幸福と食べ物のことをよく考える。
というのも、飴だけ食べて断食していたら、心が病んできて鬱っぽくなったのだ。
これは単純に空腹が問題じゃなくて、何か幸福感とリンクしている栄養素があって、それが不足しているような気がするのだ。
では、幸福を感じる食べ物ってなんだろうと思うと、浮かんできたのが、みそ汁なのだ。
みそ汁を飲んだ時の「あ~」って落ち着く感じはちょっと独特だ。
そこで僕の仮説は、みそ汁というか、味噌、そしてもっというと和な発酵食品が体に幸福感をもたらすんじゃないだろうか、というものだ。
納豆、みそ汁、ぬか漬けが揃った時の幸福感は、日本人だから、とかでなく、何かもっと具体的に体に幸福感をもたらす栄養素を摂取しているのではないだろうか。
その仮説を立証するために、ぬか漬けを買うようになった。そして気づいた「高い!」キュウリ2本で200円とかする。いや、浸けただけだろ。
ということで自分でぬか漬けを作ることにした。
検索すると無印がぬか床を出していた
実は以前にもぬか床を作った時がある。その時は以下の2点でダメだった。
・毎日の手入れがめんどくさい。
・作る量に比べて食べる量が少なくて、余ってしまった。
当時は一人暮らしだったが、いまは家族がいるので、食べる量については問題ない。
次は手入れだ。毎日なんてやってられない。と思ったら、無印良品が週に1度混ぜるだけでオッケーのぬか床を売っていたのだ。値段は890円。ぬか床としては高いが(ふつうは500円以下)、ケースのまま漬けられるのは魅力的だ。
調べると、ネットは売り切れ。売っている店舗も全国で10店舗以下とかなり限られているが、渋谷店が含まれていたので買いに行ってみた。すると、レジのそばにさりげなく山積みになっていた。
早速購入して持ち帰ってみた。
さすがの無印クオリティ
持ち帰ってしげしげと見たけど、さすが無印だ。ぬか床なのにスタイリッシュ。しかも野菜を入れて混ぜるだけで、寝て起きたら(12時間ぐらいで)食べられるという。
早速、きゅうりと大根を入れてみる。そんなに大量には作れないが、キュウリ4本と大根半分ぐらいは入った。


翌日食べてみると、普通に美味い。
いや、ぬか床は育てるものなので、最初から完璧ではない。でも、もう美味い。いや~いい。幸せだ。冷蔵庫に収まっている姿もぬか床とは思えないほどかっこいい。
ぬか床2.0って感じで、完璧にアップデートされている。調べてみると、このぬか床は「みたけ」という会社のOEMらしく、普通に売っているぬか床を無印がパッケージングしただけらしい。
じゃあ、そっちでいいじゃん、となるけど、この商品の肝は、無印らしい、この良い感じのパッケージだと思う。なので、足りなくなったらこちらの追加ぬかを買おうと思っている。
ということで、今日から始めた、無印良品のむか床生活。やや割高だが、アマゾンでも売っているみたいなので時間を金で買うタイプの人はそちらで購入してみてはいかがだろうか。