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2016年5月

  • 2016-05-25

日本語ラップ創世記

  日本でラップが生まれた時はいつなのか?   日本で最初にラップをやった人は誰だろう? 私は志村けんが、1980年に全員集合でやっていた「生麦 生米 生卵」ではないかと思う。志村けんが、アメリカのソウルシンガーであるウィルソン・ピケットの音楽に乗せて韻を踏んでいる。   […]

  • 2016-05-20

立川談春と古川周賢さんの対談は人材育成のヒントがいっぱいだった

「いまこいつが一番上手いんじゃないですか」と名人・立川談志にいわせた落語家、立川談春。 そんな談春が「師匠の談志に近いものを感じる」というのが、禅のお坊さんである古川周賢さんだった。   談春が談志に聞けなかったこと。それは「師匠として弟子を育てる方法」だった。   確かに談春は […]

  • 2016-05-17

ヒップホップを聞かない人におすすめしたい至高の名曲25選

なんだか先日、「初心者におすすめのヒップホップ25選」という記事がいくつかあったんだけど、僕にとっては、どれもしっくりこなかった。   その理由は、ヒップホップを知らない人に媚びているからだと思う。聞きやすい曲、曲の名前は知ってるけど、ちゃんと聞いたことが無い曲、押さえておくべき曲を並べて […]

  • 2016-05-13

村上春樹の名作短編を文鳥文庫で楽しむ

  表参道の駅から地上に出たところの交差点に「山陽堂」という本屋がある。表参道で120年続く老舗の本屋さんで、こんな本を見つけた。   この長くても16Pしかない「文鳥文庫」という存在は、先日「本フェス」で見かけたんだけど、そこにあったのは太宰の「メリイクリスマス」とか川端の作品 […]

  • 2016-05-08

江戸時代のGDPはアジアトップクラスだった~エドノミクス

さいきん地政学や経済などの視点で、日本の歴史を読みなおすという本が多く出版されている その中でも読みやすくて、発見が多かったのが「エドノミクス」だ。 江戸の大工の収入は大企業のサラリーマンレベルだった この本を読んで発見がいくつかあったのだが、その中でも面白かったのが、江戸の大工の給料の話。 本書に […]

  • 2016-05-06

年収3600万円なら明治政府に入りたい!~武士の会計簿

  この本の始まりは、作者が探していた資料を神田の古書店で購入する場面から始まる。   ずっと探していたその資料とは、猪山家という加賀藩の会計を担当していた一族の江戸時代から幕末維新を経て、明治まで続く家計簿だった。   それを丹念に見ていると一族の歴史がよくわかる。   高給取りでありながら、金遣 […]