いま一番面白い番組「相席食堂」の魅力を語る

関西の番組「相席食堂」が面白い。僕は関東住みなので、現在はアプリの「ティーバ」で放送後に見ているが、 アマゾンプライムビデオ

に過去分がどっさりとある。

この番組は、芸能人が知らない町へ行って、その町の食堂などに行き、相席をして町の人々と触れ合う番組である。

ただそれは素材に過ぎず、メインは千鳥の突っ込みを堪能する番組である。

というのも、映像は流れるが、途中で千鳥の二人が「ちょっと待てい」ボタンを押すと、映像がストップして、ツッコミを入れるのだ。

番組が再開してまたストップという具合に、ちょこちょこ番組が止まる。やがて、映像を使って千鳥が大喜利を言い合っているのか、というぐらい、映像はコマ切れとなり、二人が次々にツッコんでいく。

それを見ていると、例えば、ゴマ団子の売りが外側についているゴマだと思ったら、実は美味しいのは中に入っているゴマ餡であり、それがゴマ団子のメインであるように、旅ロケというのはあくまで楽しむためのトッピングであり、メインは千鳥のツッコミにあることに気づいてくるのだ。

「これはツッコミを楽しむ番組なんだ」という視点でみると、旅ロケをする人が、上島竜平や長州力など、ポンコツぞろいだったり、スタッフの編集やカメラワークもへたくそだったりと、番組全体がツッコミポイント多めなのも納得がいく。

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ナレーションが突っ込むトレンドの進化系

ここ数年人気の「イッテQ」と「水曜日のダウンタウン」「クレイジージャーニー」の共通点は、映像に対してナレーションが突っ込みを兼ねている、という点にあった。

ある時期からオープニングで有名タレントが出る→何かの映像をみんなで見る→感想を言う、という番組が増えたが、その結果、見ていてツッコミたい場面も終わってから、「あの時のあの人のリアクションが面白かった」みたいな感じで、後から突っ込むことになるため、その破壊力が半減するという弱点に対して、ナレーションで突っ込むという手法が生み出されたのだろう。

それが成功している中で、さらにその見ながらツッコミも入れるという部分を究極までつきつめて、もはやロケ映像はツッコミを楽しむための素材となり、結局、ツッコミバラエティとして楽しめるように昇華させたのが「相席食堂」なのである。

こうなると、素材の方はポンコツであればあるほど良い。

最近のゲストは以下の通りだ。
・ダイアン津田
・トム・ブラウン
・上島龍平
・田中一彦(スーパーマラドーナ)
・くまだまさし
・志茂田景樹、長州力
・西川のりお
・松崎しげる
・ロッシー
・Mr.マリック

ロッシー以外は面白くなる予感がしないが、見事に全員面白かった。

過去の神回と言えるのは、
・長州力
・西川きよし(ノブのリアル兄貴、ともにい)
・渡部陽一
・ジミー大西

イレギュラーだけど面白かった。
・明日花キララ

という感じだろうか。明日花キララは登場したときのノブの「嫁が寝てからスマホで見る人」というツッコミが良かった。

特に僕が好きなのは、長州力回。長州力が子どもたちとホタテを食って言った「食ってみろ、飛ぶぞ」というコメントは、クスリの規制が厳しい現代において、本当にギリギリの爆弾トーク。2018年で一番笑ってしまった。

ということで、ツッコミバラエティの「相席食堂」ゆえの、あえてのポンコツor未知数キャスティング。その結果、毎回登場しただけで「この人はダメじゃ」と言われてしまう。

だが、その後やけにしんみりしたり、意外と面白かったり、グダグダになったり、展開の仕方は色々あるけど、ぜんぶ名調理人の千鳥が美味しい料理に仕上げてくれるのだ。

もう毎週楽しみで仕方がない。とりあえず、東京で普通に放送してくれればいいのになぁと思う。

まずは アマゾンプライムビデオ で見てみてはいかがだろうか。

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