僕はいまhulu、Netflix、アマゾンプライムビデオの3つのサービスを使っている。
とうぜん被っている作品もあるが、huluはウォーキングデッドのため、Netflixはオリジナル作品が素晴らしいので継続、そしてアマゾンプライムビデオは、4歳の息子のためだ。
今日は、このアマゾンプライムビデオについて書いてみようと思う。
このサービスの素晴らしいところは、懐かしい藤子不二雄作品が揃っているところにある。
「プロゴルファー猿」「エスパー魔美」「ウルトラB」「ハットリくん」「パーマン」「チンプイ」「ビリケン」「ドラえもん」。
これだけのラインナップが揃っているのだ。
うちの息子がハマっているのは、パーマンとハットリくん。夜ベッドに二人で寝転んで、パーマンとハットリくんを見てから寝るのだ。
4歳の息子とのジェネレーションギャップを埋める
前にファミコンの記事の時も書いたけど、僕はとにかくジェネレーションギャップがすごく嫌。例え話の幅が狭まって、なおかつ一緒に笑えないのは悲しい。
幸い嫁は同い年なので、そんなことは起きない。でも、息子はそうはいかない。なにせ「いいとも」さえ知らない世代だ。
それを埋めるのに、このアマゾンプライムビデオのラインナップは非常に有効だ。これを一緒に見ることで、僕が「ワイは猿や!」とか、「コピーロボットがあればなぁ」とか「旗包みか!」とか、「にんともかんとも」と言っても、全部通じるようになる。
しかも、息子にとっては全てが新鮮。やはり、時代を超えて伝わる魅力があるのだろう。自分が子どもの時に見たものを息子が見ている姿は本当にうれしいものだ。
現代における教養とはなにか?
ここで少し話が大きくなるが、現代における教養とは何だろう。カドカワ社長の川上量生は「現代の教養の原点は『ジャンプ』」と語っている。
この場合の教養の定義は「ベースとなる知識であり、みんなで話をするうえで知っておくべきこと」となるだろう。
かつては文学だったり、哲学だったりしたが、そのハードルは年々下がり、みんなに伝わりやすいものを探した結果、ジャンプだった、という話だ。
それに付け加えるとすれば、昔話だろう。桃太郎、金太郎。テレビのCMが昔話の題材が増えてのは、みんなの共通して持っている教養が多様化しすぎて、唯一繋がっている(進化してない)のが「昔話」だった、ということだと思う。
そして、僕がそれに付け加えるとすれば、藤子不二雄作品とジブリだと思っている。
つまり、僕は「教養」としての藤子不二雄作品を見せているのだ。それはきっと将来上の世代の人と話をする時に役立つだろうと。
もちろん、スラムダンクもドラゴンボールも読ませるつもりだ。それも現代においては一般教養といえるだろう。
ちょっと偏った意見かもしれないけど、やっぱり同じテレビで親子で笑いあえる時間は楽しいもの。
また、普通に大人が一人で見ても、懐かしいし、面白い。それに月額で考えれば325円だ。安い。
教養としての藤子不二雄。ぜひお宅でも試してみてはいかがだろうか。