- 2017-11-10
PUNPEEの「MODERN TIMES」はなぜ特別なのか?
PUNPEEの「MODERN TIMES」の発売から約1ヵ月が過ぎた。 日本語ラップは、1996年から聞いているのでもう20年ぐらい聞いているが、ここまで特別なアルバムは初めてだ。 一曲ずつのレビューに入る前に、せっかく長いこと日本語ラップを聞いているので、このアルバムがなぜすごいのかを歴史的な立ち […]
PUNPEEの「MODERN TIMES」の発売から約1ヵ月が過ぎた。 日本語ラップは、1996年から聞いているのでもう20年ぐらい聞いているが、ここまで特別なアルバムは初めてだ。 一曲ずつのレビューに入る前に、せっかく長いこと日本語ラップを聞いているので、このアルバムがなぜすごいのかを歴史的な立ち […]
2017年10月24日に六本木ヒルズで行われた、youtube主催の YouTube Music Night punpeeに行って来たので、そのレポートをお届けする。 時期は彼が1stALBUM「 MODERN TIMES 」を出した3週間後で、リリースパーティーとその追加公演の間というホットな時期 […]
日本語ラップにおいて唯一無二、絶対的に特別なグループがあるとすれば、それはBUDDHA BRAND(ブッダブランド)だろう。いま聞いても色あせない「ヤバい」雰囲気。 これだけのスーパーグループがなぜ空中分解したのだろうか。それは日本語ラップ近現代史の謎のひとつだと思う。 当時『front(フロント) […]
2017年のフジロック、オザケンがフェス初登場。そして、大好きなラッパーPUNPEEがホワイトステージということで、気付いたら2日目の日帰りチケットを予約してた。 あれ、子どもは大丈夫かな。2歳は歩けるけど、すぐ抱っこ。5歳の長男はまだ昼寝する。 そもそもフジロック初めて行くんだ。何を用意すればいい […]
どうも、きなこなんです。punpeeに続いて、小沢健二のレビューも書きたいと思います。 2017年のフジロックの話題のひとつが、小山田圭吾(コーネリアス)とオザケンがステージが違うとはいえ、同じフェスに参加するという事実だった。 かつてフリッパーズギタ―でコンビを組んでいた彼らだが、ピークの時に解散 […]
【2016年】 1月 金 (REMIX) / TAMU ft.SEEDA & PUNPEE 4月 “ファンタ TVCM”(日本コカ・コーラ ファンタ「おいしさハジケる!」篇) *Lyrics 4月 “夜を使いはたして feat. PUNPEE” from 「Pushi […]
行ってきました、フジロック。初めての参加はpunpeeのため! ということで、今回はきなこなんによる、punpeeのFUJI ROCK FESTIVAL 2017 レポートをお届けします。 とにかく初めてのフジロック参加ということで、予習はしてても距離感が分からない。 フジロックのチケ […]
第3期 2014~2017~ビッグネームとの共演 この時期の大きなことは、2014年1月にRed Bull TVCMの日本代表に選ばれたことだろう。 同年4月からは代官山のバーカウンターで声をかけられたTBSプロデューサーから「水曜日のダウンタウン」への音楽担当としての参加のオファーを受け、仕 […]
第2期 2010~2013年「サマーシンフォニー」から「Movie On The Sunday」まで 次の区切りをつけるとすれば、「サマーシンフォニー」から現在ヤフオクなどでは2~3万円で取引されている「Movie On The Sunday」までだろう。 業界内でもっとも早くその才能に反応したうち […]
2017年9月20日に待望のアルバムをリリースする、ラッパー・プロデューサー、punpee(パンピー)。 以前、彼の足跡をたどった記事を書いたが、2017年フジロックへの参加も決まり、改めて彼の所属レーベルにある全仕事リストを見ているうちに「果たして僕は全部の曲を聞いているのだろうか。ネットで聞ける […]
もう30代も半ばを過ぎた。気付いたら若者ではなくなった。豆腐が美味い。 そして、鏡で顔を見るとなんだかたるんで毛穴も広がっている。 あぁ、劣化しているなぁ・・・。と諦めていたけど、ふいに見かけたツイッターまとめの美容ページ。きっと30代半ばのメンズ向けじゃないだろうけど、 […]
『火花』で芥川賞を受賞した、又吉直樹の新作『劇場』を読んだ。 面白かった。歴史に残る傑作だと思った。 でも、ツイッターを見ると「難しい」という声が多かった。 又吉はNHKで『劇場』を作る過程をドキュメンタリーで紹介している。 その中で「『火花』を読んだ人から分かりづらい、難しいと言われた。だから、今 […]
いまヒップホップ界で、もっとも注目されている存在の一人なのが、ラッパーであり、稀代のトラックメイカー、プロデューサーでもあるPUNPEE(パンピー)だ。 ラップの有名な曲は数多くあるが、いまもっとも多くの人が聞いているラップのひとつが、TBSで放送されている「水曜日のダウンタウン」のオープニングのラ […]
いま編集の未経験者の面接を行っているのですが、そこで何度か出てくる質問が「編集者に必要なスキルはありますか?」でした。 確かにウェブデザイナーやプログラマーなどは身につけるべきスキルが分かりやすいですが、編集者の場合はスキルが明確でないため質問してくるのかな、と思いました。   […]
植本一子さんの『家族最後の日』を読んで、マジかと思ったのは、夫のラッパーECDのガンが発覚した後に、ECDも一子さんも「ネタになる」と話し合うシーンだった。 二人とも文筆業もやっている。だからと言って、そういう思考になるのか。ECDが大好きな僕としては、いや奥さんが「ネタって言い方は、 […]
伝説のハガキ職人ツチヤタカユキのことは、オードリーのラジオの書き起こしを読んで知っていた。 天才とも言われているけど、人間関係が不得手で東京に馴染めずに大坂に帰ったすごい人という認識だった。 存在は気になっていた。こういう人が消えるわけがない、どこかで浮上してくる。どう出てくるのだろう? […]
テレビ東京のバイプレーヤーズが面白い。日本を代表する名脇役たちが共同生活をするという内容で、みなさん本人役で出演しているが、けっこう素の部分も多いなと感じる。 第6話は寺島進さんがクローズアップされたのだが、それを見ていて思い出したことがある。 僕は22歳の時、いまから1 […]
僕はこれまで寝る時、適当にTシャツやジャージなどを着ていたが、最近「パジャマは寝るために開発されたものであり、その着心地はケタ違い。着るとぐっすり眠れる」という言葉が頭に残っていたので、急にパジャマが欲しくなり、調べ始めた。 すると、無印良品の「脇に縫い目のない二重ガーゼのパジャマ」の […]
さいきん久々に立川志らくの落語をテレビで見たら、見違えるほど良くなっていた。 若い頃の落語はなんだか忙しなくて、味が無い感じだったけど、すっかり変わっていた。 それ以来、彼が気になり、ツイッターをフォローし、そして何を考えているのか知りたくて手にとった本が『落語進化論』だ […]
戦争中に「児玉機関」のトップとして活動し、戦争が終わった時に持っていた莫大な財産をもとに戦後の裏社会に君臨した男、児玉誉士夫(こだまよしお)。 田中角栄とともにロッキード事件で起訴された彼は、一体どんな人物なのだろうか。 村上春樹の『羊をめぐる冒険』で登場する「先生」は児玉がモデルだと言われている。 […]