- 2022-03-03
日本語ラップのECDの功績
日本語ラップが心の叫びだった時代のECDの貢献について、しっかりと書き残さなくてはいけないと思う。彼がいなければ日本語ラップの歴史は変わっていた。それだけは断言できる。
日本語ラップが心の叫びだった時代のECDの貢献について、しっかりと書き残さなくてはいけないと思う。彼がいなければ日本語ラップの歴史は変わっていた。それだけは断言できる。
先日終了したドラマ「渋井直人の休日」のオープニングテーマを歌っていた、思い出野郎Aチーム。 かつて星野源が所属していたことで知られるレーベル、カクバリズムの注目株のアフロソウルファンクバンドである。 先日彼らのライブを見たらかなり凄かったので、その感想も含めて彼らの魅力を書いてみようと思う。 かっこ […]
B-BOY Parkの観客席になぜかホームレスのおじさんが紛れていた。 するとそのおじさんに対して、先ほどまでステージに上がっていた若者が近付き、耳元で何か話している。 いや、ラップをしている。フリースタイルだろうか。ステージの音にかき消されて何を言っているのかは聞こえないが、手の動きからしてかなり […]
3月11日が来ると、震災の頃を思い出す。今日はあの時期に出合った音楽について書いてみようと思う。 うちの息子はいま7歳で、震災の年に生まれたので、彼を見ると月日の速さを感じることができる。だいぶ時間が経った。 最近ふと気づいたのが、ある年齢から 出来事の記憶のされ方が変わってきているのだ。 昔は小学 […]
池袋で22年の歴史を誇ったクラブ「bed」が2019年1月31日に閉店した。 僕は高校2年から池袋(厳密には板橋区だけど、マンション名は西池袋)に住み、その後、西池袋で同棲していたから、15歳から28歳までの13年間を池袋で過ごしていた。1994~2006年ごろの話だ。 池袋はいくつかのエリアに分か […]
これは2005年1月26日に発売された、MSCの漢の1stアルバム『導 〜みちしるべ〜』のリリースパーティーに行った時のレポート記事である。 2005年に公開していたものを、2018年にリライトしている。 いま読み返すと評価が違うところもあるが、あの時点での感想として、読んでもらえればと思う。 そし […]
先日(2018年6月15日)、ラジオでPUNPEEが「雨の日の曲」で選曲をしていた。梅雨時だったからだろう。 それを聞いてたら、「雨縛り」で曲を選ぶとまたちょっと違うセレクトができそうだな、と思い始めた。探してみると元気が出る曲や、のんびりする曲など様々。7曲ほど選んでみたので、ぜひ雨の日にゆったり […]
1stバトルの声を聞いた瞬間、これまで出てきたチャレンジャーとすべてが違った。 その圧倒的な声量とスキル、なによりも気持ちで負けないメンタルの強さを感じた。 ニガリaka赤い稲妻がフリースタイルダンジョンで優勝した。 ボクはたまたまその日、観覧をしていたので、放送とは違う現場視点でレポートしてみたい […]
2017年に待ちに待った1stアルバム「MODERN TIMES」をリリースした、PUNPEE(パンピー)。 各地でソールドアウトになったアルバムのリリースパーティーも終わり、スカパーの授賞式やラジオのスタートなど、ちょっとした狂乱のようなものが落ちついた、2018年の5月、ワンマンライブが新木場の […]
先に書いておくと、あの出来事がなくても、このタイトルで記事を書くつもりだった。 書かなかった理由は、フリースタイルダンジョン観覧のルールである「ネタバレ禁止」のためだった。 観覧中何度もUZIが「もしも、いまツイッターとかで結果を呟いているやつを見つけたら教えてくれ。呟いたやつは一生出入り禁止。教え […]
PUNPEEの「MODERN TIMES」の発売から約1ヵ月が過ぎた。 日本語ラップは、1996年から聞いているのでもう20年ぐらい聞いているが、ここまで特別なアルバムは初めてだ。 一曲ずつのレビューに入る前に、せっかく長いこと日本語ラップを聞いているので、このアルバムがなぜすごいのかを歴史的な立ち […]
2017年10月24日に六本木ヒルズで行われた、youtube主催の YouTube Music Night punpeeに行って来たので、そのレポートをお届けする。 時期は彼が1stALBUM「 MODERN TIMES 」を出した3週間後で、リリースパーティーとその追加公演の間というホットな時期 […]
日本語ラップにおいて唯一無二、絶対的に特別なグループがあるとすれば、それはBUDDHA BRAND(ブッダブランド)だろう。いま聞いても色あせない「ヤバい」雰囲気。 これだけのスーパーグループがなぜ空中分解したのだろうか。それは日本語ラップ近現代史の謎のひとつだと思う。 当時『front(フロント) […]
どうも、きなこなんです。punpeeに続いて、小沢健二のレビューも書きたいと思います。 2017年のフジロックの話題のひとつが、小山田圭吾(コーネリアス)とオザケンがステージが違うとはいえ、同じフェスに参加するという事実だった。 かつてフリッパーズギタ―でコンビを組んでいた彼らだが、ピークの時に解散 […]
【2016年】 1月 金 (REMIX) / TAMU ft.SEEDA & PUNPEE 4月 “ファンタ TVCM”(日本コカ・コーラ ファンタ「おいしさハジケる!」篇) *Lyrics 4月 “夜を使いはたして feat. PUNPEE” from 「Pushi […]
行ってきました、フジロック。初めての参加はpunpeeのため! ということで、今回はきなこなんによる、punpeeのFUJI ROCK FESTIVAL 2017 レポートをお届けします。 とにかく初めてのフジロック参加ということで、予習はしてても距離感が分からない。 フジロックのチケ […]
第3期 2014~2017~ビッグネームとの共演 この時期の大きなことは、2014年1月にRed Bull TVCMの日本代表に選ばれたことだろう。 同年4月からは代官山のバーカウンターで声をかけられたTBSプロデューサーから「水曜日のダウンタウン」への音楽担当としての参加のオファーを受け、仕 […]
第2期 2010~2013年「サマーシンフォニー」から「Movie On The Sunday」まで 次の区切りをつけるとすれば、「サマーシンフォニー」から現在ヤフオクなどでは2~3万円で取引されている「Movie On The Sunday」までだろう。 業界内でもっとも早くその才能に反応したうち […]
2017年9月20日に待望のアルバムをリリースする、ラッパー・プロデューサー、punpee(パンピー)。 以前、彼の足跡をたどった記事を書いたが、2017年フジロックへの参加も決まり、改めて彼の所属レーベルにある全仕事リストを見ているうちに「果たして僕は全部の曲を聞いているのだろうか。ネットで聞ける […]
いまヒップホップ界で、もっとも注目されている存在の一人なのが、ラッパーであり、稀代のトラックメイカー、プロデューサーでもあるPUNPEE(パンピー)だ。 ラップの有名な曲は数多くあるが、いまもっとも多くの人が聞いているラップのひとつが、TBSで放送されている「水曜日のダウンタウン」のオープニングのラ […]
トコナXが死んだみたいだ、という情報を聞いたのは2004年のことだった。 その死因について「売人からやばいものを掴まされたらしい」という、いかにもトコナらしい情報が飛び交う。 その後、所属事務所から「熱中症に伴う体力低下による心停止」という発表があった。 まだ26歳。デフジャムと契約し、まさにこれか […]
Netflixで2016年8月12日から、70年代後半のヒップホップ黎明期を描いたオリジナルドラマ『ゲットダウン』の配信が始まった。 現在、全13話のうち6話が配信されている(残りは来年らしい)。 ヒップホップ好きにとっては資料的にも当時を知るうえでも素晴らしい内容だった […]
日本のヒップホップ界で、最注目人物の一人、R-指定。フリースタイルバトルのテレビ番組「フリースタイルダンジョン」で圧倒的な強さを発揮し、ジブラが「R先生」と呼ぶ( やや冗談の混じった口調ではあるが)ラッパーだ。 ラップバトルを解説する時のその丁寧な語り口からは知性がにじみ出る。だが、その一方でライブ […]
神保町駅徒歩1分。古書店が並ぶ大通りの入口付近に、目的の店はあった。 入口の垂れ幕には「創業以来継ぎ足しのソースをベースに~」と書かれている。 カレーってそんなにずっと継ぎ足せるものなのか。一体どんな味だろう。 そんなことを考えながら階段を登り […]
僕のエバーノートには大好きなタモさんが出没するお店がリストアップされている。でもそれは公表することはない。タモさんがいまも行っているのに、伝えるのは迷惑がかかるからだ。 同じようにデブラージの行っていたお店のリストも作っていたが、こちらについてはすでに故人となった以上、本人が今も行くか […]