ぼくがおすすめするマンガ25選

2017年は、漫画の年だった。学生時代のように時間があるわけでもないため、これまで話題になっても時間の都合でスルーしていた作品を手に取り、しっかり読んでみた。

久々に読むと名作が目白押しで驚く。何てこった!

こりゃ時間がない何て言ってられない。読まなきゃ、と言うことで100作品ほど読んだ。

その中からオススメ25を選んでみた。

知っているよ!と言う作品も多いだろうが、そんなこと言ったら何も書けないのでご容赦いただきたい。もしもまだ読んでない作品があれば、ぜひ読んでみてほしい。いずれもあなたに幸福な時間をもたらしてくれるはずだ。

ボールルームヘようこそ

社交ダンス漫画。興味はなかったのに流れで体験し、女の子が可愛くて気づいたらのめり込み、さらに実は才能があった、というスラムダンク方式。でも、そんなの関係なく面白い。社交ダンスってこんなに熱いのか、バチバチじゃねぇか、と思わせてくれる。続きが楽しみな作品。

ゴールデンゴールド

これって何だろう。珍しく読み終わった後に、作者インタビューを読んで意図を探った作品。お地蔵みたいな存在があって、それがいるとお金持ちになる話。物語の展開の仕方がわからないし、どう終わるつもりかは分からないがインパクトだけはすごい。

恋は光

恋する人の光が見える男の漫画。恋とは何か、好きとは何か。それをていねいに描いていく。基本は淡々とした大学生の日常。でも、この独特のテンポで進む物語は、なんども読み返したくなる魅力に溢れている。

 

自殺島

自殺して失敗した人が送られる島「自殺島」。そこには大勢の若者が暮らしていた。彼らは生き残るためにサバイバルを繰り広げる。うっかり読むとけっこう引き込まれる。起伏はそれほどないが、これは名作と呼んでいいんじゃないかと思う。

ザファブル

裏社会で恐れられる殺し屋が一般社会で暮らしたら?という物語。普通が普通でないので、結果としてうっかり人殺したりする。事件は多くないけど、なんだか空気感が面白くて珍しく一気読みした。絵が下手かなと思ったけど、多分凄みを出すためにわざとああいう絵にしているんだと思う。

カラダ探し

2017年に一番好きな本はこれかもしれない。鬼ごっこのように殺される、逃げる物語なんだけど、次第に背景となるストーリーやルールが見えてきて、さらに作品に深みを加えていく。とにかくすぐ死ぬ、寝て起きて対策立てて、また死ぬ、という感じが好きなんだと思う。あと絵が上手い。

新宿スワン

歌舞伎町のホスト漫画。想像通りの恋愛、お金のいざこざの連続。それでいて熱い作品。なぜこんなにランキングが高いのか。それは全体を通したストーリーの練りこまれ方が秀逸だから。最初から仕込んでいたのかぁ、すごいなぁという上手さもある。

BECK(ベック)

バンド漫画の金字塔。男の子の成長物語なんだけど、それが国境を越えて、世界のミュージシャンにもリスペクトされていく。夢物語ではなく、あり得る設定になっており、「何か感動する漫画が読みたい!」って時にオススメ。

かくかくしかじか

東村アキコという作家の上手さが「モノローグ(ナレーションのように語られる言葉)」の言葉が神がかる時にあると思っていたけど、本作はそれが全開、全部泣ける。この本は自分の恩師との日々を描いたもの。でも、その先生が今はいないことが早めに明かされる。つまり、もう終わった話なのだ。それが切ない。ちびまる子ちゃんの昔の話のような切なさがずっと続く感じ。名作。

べしゃり暮らし

お笑い芸人を目指す若者を描きながら、お笑い界の裏側、芸人たちの姿を描いた作品。『ろくでなしブルース』、『ルーキーズ』の森田さんらしく、熱い内容に仕上がっている。

亜人

日常生活に1点だけ異物(本作では亜人という死なない人間)を入れて展開する物語は多いが、状況に慣れてしまうと物語が停滞する傾向にあり、この作品がどうなるかは注目。

インベスターZ

投資、資産運用をテーマにお金について学べる漫画。ドラゴン桜の人の漫画なので、難しい内容もすんなり入ってくる。読む前と読んだ後ではお金に対する考え方が変わる。お金を銀行に預けましょうは、戦時中の日本の政策だった、という話が面白かった。いまだにそれは生きていて、逆に政府が困っている。。

囚人リク

アイアムアヒーローがウォーキング・デッドなら、こちらはプリズンブレイク。牢獄から抜け出す漫画。絵が下手だし、ちょっと展開ものんびりしてるんだけど、それらを乗り越えて読ませる力がある。これは刑務所という非日常が日常となった後に描くのが、恋愛ではなく主人公の人間性と仲間だからだから続くのだろう。期待して読むと期待はずれかもしれないが、期待しないで読むと引きこまれる。

東京喰種

こちらも有名作。人を食べる人「喰種」と人間の戦いを描いたもの。最初は吸血鬼のような軽い雰囲気で始まったけど、次第に熱を帯びてきて、戦闘シーンあり、人間ドラマあり、伏線の回収ありと、物語が込み入ってくる。

死んだ人がゾンビ的に蘇ったりと、登場人物が複雑すぎて、最後は分からなくなってきたが、それだけに読み込める作品と言える。

人間は人間を食べれるのか、目の前の人がピンチの時に悪者でも助けるのか、というウォーキング・デッド的な問いも多く、超大作となっている。かなりおすすめ。

最強伝説黒沢

カイジの人の漫画。カイジや金と銀であれだけの頭の冴えを見せた作者とは思えない、どこか間の抜けた展開。でも、根底にあるのは冴えないおじさんへのエール。主人公黒沢の「職場のカレンダーの自分の誕生日にこっそり印をつける」など、情けないなぁと思う一方で微妙に感情移入できる感じ。寝る前にダラダラ読みたい一冊。またハマった人は話題の「トネガワ」「ハンチョウ」と続けて読むべきだろう。

ジャイアントキリング

サッカー漫画の金字塔はいくつかあるが、サッカー監督漫画はこれだけであり、傑作だと思う。日本でサッカーをやる意味、地方クラブと首都のクラブ、サポーター、サッカーの戦術、心理戦、ありとあらゆるものが詰め込まれている。Jリーグファンは必読の一冊。

銀と金

え、読んでなかったの?と言われる作品だが、なぜか途中で止まっていた。カイジの人の漫画だが、これがキャリアハイだろう、と思わせるレベル。実際には自己最高を塗り替えていくのだが、少なくともこの一作だけでマンガの歴史に残る人だと思う。内容は詐欺ギリギリのお金の勝負を描きながら、お金とは?金持ちとは?を浮き彫りにする作品。森田がいなくなって明らかにトーンダウンしたけど、あれはなんでいなくなったんだろう。。

映画化もされた山岳救助マンガ。すぐに人が死ぬのが嫌で途中から読んでなかったけど、じっくり読むと山の危険性を伝えつつ、やはり山は素晴らしいという話になっている。高い評価を受けたのも納得。あと人に薦めたくなる作品。

ガンツ

死んだ人が送られる世界で、もう一度生き返るために迫り来る敵と戦う物語。絵が下手だと見てられないけど、女性を描くのが上手いので結局見ちゃう。ただ、後半は流石に暴走気味で読んでられなかった。人気が出て編集者も手綱を引けなかったんだと思う。

BLUE GIANT

岳の作者による熱いジャズ漫画。ジャズに熱中する若者が世界を目指す成長物語。この「岳」の作者というのが肝で、非情とも言える決断をしながら前に進むところに、読者から強い批判が出た時もあるようだが、それはこの作者が岳で「山の死」を通して、山の素晴らしさを描いたように、音楽の残酷さ、つまり才能がない、あるいは才能があっても運に見放される人を描きながら、それを持った主人公が上り詰める様を描くところは非情にも見えるが、正しい歩みである。だからこそこの本は信頼して読める。傑作だと思う。

アイアムアヒーロー

これも映画化された作品。ウォーキング・デッドのようにある日、ゾンビだらけになった世界でたまたま銃を持っていた漫画家のアシスタントが生き延びる話。途中で失速するのは、日常に非日常(ゾンビ)を持ち込んだけど、それが当たり前になった後の世界を描くと、どうしても恋愛に行ってしまうからだろう。これはガンツとかカラダ探しにも共通する問題。まぁでも読んでない人は損している。

宇宙兄弟

タイトルの通り、宇宙を目指す兄弟の話。へーそれ面白いの?となりそうだが、面白い。普通に言葉のやりとりが面白い。そして、宇宙飛行士という非日常と、宇宙空間という究極の非日常。面白くないはずがない。

弱虫ペダル

こちらもスラムダンクスタイル。ある日、自転車部に挑まれて自転車に乗ったオタクがすごい才能を持っていた話。それでいてチームメイトが魅力的。なんども胸が熱くなる。自転車ってなんて素敵なスポーツなんだろう、、と魅了される。スラムダンクスタイルの最高傑作と言っていいと思う。

僕だけがいない街

これを読まないで漫画好きとは言わせない。練りこまれたストーリー。独特の太い線の絵も魅力となっている。マストバイの傑作。

キングダム

日本漫画史を見渡しても、これに匹敵する作品はあるのだろうか。それぐらいの名作。最初はややのんびりとしたスタートなので、面白いの?となるかもしれないが、次第に熱を帯びてきて、それが物語をグイグイと前に進めていく。このテンションの高さと、気持ち良いほどの成長物語は、司馬遼太郎の「龍馬がゆく」ぐらいかもしれない。

すっかりこの秦の始皇帝の時代に魅了されて、始皇帝の本を読んだら、漫画も歴史に沿って進んでいるため、「え!あいつが死ぬの?」という情報を先に得るという、意外なところからのネタバレを食らってしまった。。

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